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不定期更新コラム

2010年8月26日 身近な社会での教育について考える

先日、フードコートで食事をしている時、少し気になることがありました。
高校生の店員さんの気の利かなさを指摘したいわけではありません。(それも正直気になるのですが…でもこれから理解していけることです。)
で、それは、小学生くらいのお子さんが出来上がった食事を受け取る時、店員さんから「熱いから気をつけて持ってね」とやさしい言葉がかかったのにも関わらず、その子は奪い取るように食事をもって無言で立ち去っていったことです。

よくある光景ですが、気になったのはそれに対して店員さんが何も言わなかったことです。
「そりゃサービス業だから言えないよ!?」
と言われるかも知れません。でも本当にそれでいいのでしょうか?

子どものうちはいいかもしれませんが、そのまま大人になってしまったら…

子どもは誰かに言ってもらわなければ分からないことがたくさんあります。それを言うのは親かもしれませんが、気づいた人が言ってあげることが大事なように思います。

だれかに何かをしてもらったら、「ありがとう」と言う。当たり前のことではありますが、常にそういう気持ちを持てるかどうかということです。

店員さんも一人の人間です。しかし最近はそのことが軽視されているような気がしてなりません。店員さんが人間でなく機械だったら、誰もお礼は言わないでしょう。

私個人は飲食店勤務経験は6年程度で経営に関わったこともないので大きな口は聞けませんが、お客様第一主義が行き過ぎて従業員が一人の人間として扱われているのかと思うことがよくあります。
明らかに理不尽なクレームに対し、
「申し訳ございません。」
確かに、お客様の気分を害したことに対しては謝る必要はあると思います。
ただ、例えばこのフードコートの場合、店員さんがそのお子さんを叱ったとして、後から親にクレームを付けられた場合、しっかりと正しいことを言えるでしょうか?

会社のことや何やらを考えるとクビを覚悟しない限り絶対に言えないでしょう。

子どもの教育には、親だけでなく地域の協力が不可欠だと思います。大きな会社になればなるほど一人一人の個性が失われた通り一辺倒の対応をされることが多いですが、子どものためだけではなく、これからの為に、それぞれが自然に感謝の気持ちを持つことができ、それを表現できる社会づくりが大切なのではと思います。

2010年2月1日 パソコンが使える人?使えない人?

「お仕事は何をされているのですか?」
と質問された時、
「パソコンの講師をやっています。」
と答えると、
「ExcelのIF関数なんですが、真の場合が……となるんですよ~。どうなんですか?」
と気を使ってか何か結構無理やりな質問をされてしまいます。
これが正直結構困ります。お願いだから普通に話しましょうよ~!?と思います(^^ゞ

さて、突然ですが、質問です。

「あなたはパソコンが使えますか?」

「はい!使えます!!」
「いや~、苦手ですねぇ~」
「見るのも嫌です!!」

いろいろなお答えがあると思います。幅が広すぎてぶっきらぼうな質問ですが、意外と聞かれることも多い質問ではないでしょうか。

プライベートで聞かれている場合は特に気にする必要もないですが、これが仕事の面接の時だと結構困ったものです。

合格したいあまり、
「使えます!」
なんて言ってしまったら、面接官によっては、
「この人はC言語からJava、COBOL等々完璧で、社内システム構築・管理をやってもらって、デザインもできるからチラシもホームページも任せられる!そうだ、CADで設計もやってもらおう!!」
なんて思われるかもしれません。

これは極端な例ですが、パソコンは、今やどんなことでも出来る便利な道具になってしまっています。そのため、「使える」、「使えない」の2択では表現できなくなっているのでしょう。

では、どうしたらよいのでしょうか?

毎日パソコンの授業を行っている講師の立場から見た、「質問に対する答え方の違いによる実力の差」と、雇う側から見た「面接時にはどう答えたらよいのか」の2つのことを考えていこうと思います。

まず、質問の答え方についてですが、私どもの経験から、「パソコンは使えます」と答える方の多くは以下の2種類に分けられます。

①「本当に使える人」

②「主観的に自分の知っている範囲のみ使える人」

また、「パソコンは使えません」と答える方は、3種類のタイプに分けられます。

③「色々やってはみたが、意味も分からず嫌いになり、結局使えないままの人」

④「それなりに使えるが、使えていない部分・理解していない部分の広さ、深さについていけず、使えないと思っている人」

⑤「まだほとんど触ったことがなく、食わず嫌い的に使えない人」

仮に①~⑤の番号を付けました。

この中で①の人は少数でしょうが、本当に使えればもう十分でしょうし、さらに伸びることも出来るでしょう。

④の人もあきらめてしまわずに勉強を続ければ、どんどん伸びることでしょう。私ども講師は、よくこの状態に陥っています。

③の人は、性格を理解し、正しく丁寧に導いてくれる当校の講師のような方(-_-;)にめぐり合えば苦手意識も薄れ、パソコンを好きになることもでき、伸びていくことができるでしょう。

教室には、①~⑤の人全ての方がいらっしゃいますが、中でも②と⑤の人が多いように見受けられます。この②と⑤の人を比較してみると、職業訓練等の集合授業では、入学時と卒業時ではレベルの差が顕著に現れます。

⑤の人は、初めこそ全く出来ませんので苦労しますが、授業の内容をまっすぐに吸収し、疑問を解決しながら確実に成長していくことができるので、卒業時には②の人を大きく引き離してしまいます。(本人には実力が付いている自覚があまりないのですが。)

別に②の人が悪いとかだめだとか言っている訳ではありません。実際②の人がこの①~⑤の中では一番多いタイプです。②の人は、言い方は悪いですが、出来ないのに出来ると思ってしまっているという状態なので、授業をまっすぐに聞けずに、いつまでも自己流から抜けられません。そうこうしているうち、分からなくなってしまいます。②の人は、本当に出来るようになりたいと願うなら、自分の実力を正しく把握し、受け入れ、前に進む努力をしなければならないでしょう。

では次に、面接時の受け答えについてです。企業の人事担当者も、パソコンがすごく使える訳ではありません。そのため、「パソコンは使えますか?」と聞いてきてしまうのでしょう。

この場合の答え方には正解はありません。ただ、「使えます」や「使えません」では全く担当者の印象にも残らず、実力があったとしてももったいないことになってしまうでしょう。

この場合は、パソコン以外でも言えることですが、受ける会社の業務内容を良く調べ、分析し、どのようなことが必要なのか、これからどのような能力が求められるのかをよく理解した上で、それに即した具体的な内容に対しての出来るか否か、それを回答をする必要があるでしょう。そうすることで、お互いの正しい理解を導き、双方が誤解なく仕事をスタートさせることが出来るのではないでしょうか。