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宮デジサポーター交流会で講師をしている写真

宮デジサポーター交流会の講師を担当させていただきました。

芯和

2024年11月9日、宇都宮市内の地域や団体などでスマホ講座などを開催している「宮デジサポーター」(宇都宮市宮デジサポーターの取り組み)の方々へ向けた「宮デジサポーター交流会」で、講師を担当させていただきました。

今回の趣旨として、宇都宮市デジタル政策課のご担当から、以下のようなご相談をいただきました。
「宮デジサポーターとして登録された方々から、知識や経験不足で自信が持てず講座開催や具体的活動に踏み切れないというご相談を受けることが多い。市としてはどんどん活動してほしいと考えているので、自信を持っていただいたり横のつながりをつくったりする目的で、宮デジサポーター向けの交流会を開催している。今回生成AIを使った検索についての企画をしたので、講義を担当してほしい。」

弊社では、宇都宮市にデジタル専門家をご依頼いただいた当初から、サポートを行き渡らせるためにも地域で活動されている宮デジサポーターの方々の活動はとても重要だと考えており、交流の機会などがあればぜひ参加したいとお伝えしていました。これを担当の方が覚えていてくださり、交流会に初の外部講師として呼んでいただく流れになったということです。

交流会にはデジタルについての知識経験がほとんどない方から経験豊富な方まで参加されるということで、以下のような内容で準備しました。
●初めて講座を行う時の不安や心配事への対処方法について
●理解していたほうがいいセキュリティについて
●生成AIの基礎知識と注意事項について
次に、実際にスマホ講座を企画することを想定して、以下のようなグループワークを行いました。
●どのように行えば楽しく目的を達成できる講座にできるか自分で考える
●生成AIを使って案をブラッシュアップする
●グループで共有し新しい考えに気づく

様々な問題意識を持って活動されている方や、近々講座開催の予定が入っている方もいらっしゃり、皆さま真剣に話し合いをされているご様子で、私たちにとっても気づきが多い機会となりました。

地域のデジタルデバイド対策に限らずですが、地域課題はすぐに答えが出せるほど簡単なことではなく、様々な複雑な課題が絡み合っていると感じます。
だからこそ、近くにいてくれてすぐに相談に乗ってくれる宮デジサポーターの方々の活動が広がっていくことで、インフラとなって久しいスマホやインターネットをより多くの方が自然に活用し、より快適に生活していける社会に近づけられるのではないかと思います。

私たちもできることを考え続け、本質的により良い地域社会を創るお手伝いをしたいと考えております。

今回機会をいただきました宇都宮市デジタル政策課の皆様、宮デジサポーター講師の藍原様、参加いただいた宮デジサポーターの皆さま、ありがとうございました。

Masanobu Aoyagi

Designer/Photographer/Educator/代表取締役

有限会社芯和代表取締役。デザイナー・フォトグラファー歴15年以上、ICT関連講師歴20年以上。
ヒアリングから、契約、ディレクション、写真・動画撮影、編集、配信、グラフィック・Webデザイン、ユニバーサルデザイン、セキュリティ、コーディング、プログラミング、機器オペレーション、教育までを行う。
信頼関係の構築を重視しており、障害福祉経験10年も活かし、より深い相互理解に基づいた本質を表現するデザインを得意としている。
また、個人・企業向けICT講師として、小学生からシニア層まで様々な職種の方から相談を受ける。2005年全国639校中受講継続時間1位の他、障がいのある方にデザインスキルや働く意識などの指導も行い、障害者技能競技大会(アビリンピック)のDTP・Web競技等において全国大会出場者7名を育成し、2019年には全国大会DTP競技において栃木県初の銅賞者を輩出。
会社経営経験は生存率0.3%未満といわれる20年を超えたが、首の皮1枚で生き残っている状態を改善すべく、最近やっと自己変革に着手。
隠れたこだわりの煎茶と珈琲を美味しいと言われると喜ぶ。
「ねこゼ®」とは一心同体。

JAGAT認証DTPエキスパート・マイスター
メディア・ユニバーサルデザイン・ディレクター
フォトマスター検定1級
サーティファイ認定講師(Office・Illustrator・Photoshop・Webクリエイター)
初級システムアドミニストレータ
初級障害者スポーツ指導員
サービス管理責任者
栃木県障害者技能競技大会 DTP競技委員(2014-2016)
特別支援学校社会自立支援事業企業アドバイザー(2017,2020)
うつのみやデジタルスクエア“デジタル専門家”(2024-)

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